写真とテキストのサイト『SaL』の別冊版です。


by y_nkzw

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ふるくてもかわいいもの

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事務所で使ってる電気ヒータの一つが壊れた。

どうやら20年ほど前から使っているものらしい。突然焦げ臭いにおいとともにスイッチが落ちた。

古いので捨てることになったわけだが、改めて見てみると、実は最近の無駄に未来チックなゴテゴテといろんなものがついたデザインのものに比べて、しごくシンプルできれいでかわいいデザインだということに気づいた。これで色違いで5色ぐらい並んでたら、今でもかなり売れるんじゃないだろうか。

やっぱり、足し算のデザインには、「ぶれない強さ」のようなものがない。機能はこれ以上いらない。だから、デザインもこれ以上いらないんじゃないか。

そんなこと考えながら、新発売に目がない自分に言い訳を考えるのは意外と簡単だったりする。
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by y_nkzw | 2006-02-09 00:10 | しゃしん

シフトチェンジ

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歩きながらシフトチェンジをすることがある。

車じゃない。歩いてるときの話だ。
たいてい前の人を抜くときからゲームは始まる。ちょっと歩くスピードをあげて右に出てみよう。
まずは、サードにシフトダウン。一気に回転数を跳ね上げて、サイドミラーで後続車(後ろ歩いてる人)をチェック。ウインカーを同時に点灯。(したつもり)躊躇なく、一気にアクセルを踏みつける。エンジンが鳴く。

サイドミラーに抜き去る車を確認。(したつもり)
心の中でカウント。1、2、3。ウインカー点灯。左へ。

アクセルを緩める。エンジンが許しを請う。安定。そして、シフトアップ。

トップ。オーバートップへ、なめらかに展開。

バックミラー確認。(したつもり)回転数確認。次の車との距離を確認。(車じゃなくひとなんだけど)

カーブだ。

サードか、トップで曲がりきれるか。いや、サードまで一気に落とす。抜け際でアクセルにおもりを落とす。遠心力。抜けた。


・・・あ、でも、全部徒歩の話。そして、マニュアル車はもう10年も乗ってないし、今は車も持ってない。これだけ、歩いてるだけで遊べると、結構ドライブした気になる。楽しいさ。

ホントのクルマがほしい、という趣旨でした。
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by y_nkzw | 2006-02-04 01:26 | しゃしん

ひらく

「大人の小論文教室。」 山田ズーニー著 を読んでます。

以前、何年か前にも彼女の本を読んで深く考えさせられ、目の前にどかんと建つ壁をこじ開けることができたことがある。今回も、やっぱりズシンと僕の深いところに宿題を置いている。

彼女が先輩に言われた言葉でこんなのがあった。

「自分が好きなことが必ずどこかにあって、自分がそれにふさわしい才能を持ってるっていうふうに思いこんでしまった段階から、なにかこう、『他者』とのつながりを断ち切ってしまうようなところもあると思うの。」

今、どう理解したらいいのか、なんでこんなに心に引っかかるのかを考えてるんですけど、たぶん自分ではわかってるのに認めたくない、そんな気持ちとの葛藤が僕の中で起こってるのです。

どうもここ数年、他者に対して「ひらく」ことを拒絶してるんじゃないか、そんなことに気づいてしまった。「ひらきすぎた」ことの反動なんだとは思うんだけど。そして、「ひらく」ことのリハビリを僕はブログという方法で行ってるのかもしれません。

もっと、僕が僕以上に見せることじゃなく、僕の等身大で表現できる「深さ」や「広さ」をもてるようになりたいなあ、と思う。


でも、自分の等身大のポスターとか作って見てみたらやっぱりへこむだろうな、きっと。俺って、こんなか!とか言って。
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by y_nkzw | 2006-02-01 02:12