コンピュータの言い分
2006年 01月 30日
今日は、坂本美雨のthe never ending storyをヘビーローテ。
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ネバーエンディングストーリーといえば、でっかい犬みたいなのがぐわーとか言ってることしか既に覚えていない。ただ、当時映画を見て、この生き物があまりにもリアルでほんとにいるんじゃないかと思った。なかなかよい子供だ。
同様に、映画のETも当時本物じゃないかと思った。素直でよい小学生だ。僕のことだ。
その当時はCGなんて技術がほとんどなくて模型なんかが主なSFの手法だったと思う。でも、それだけに、どうやってこんなものつくるんだろう、と思ったものだ。とても、作ってると思えなかった分本物のイメージを感化させたんだと思う。
でも今は、ほとんどCG。今度は、逆に、どんなにすごい映像がでてきても、まあ、CGだったらこの位できるよなあ、と思ってしまうので、あまりびっくり感もないし、なんだか感動もない。種明かし済みの手品を見るような、既知感で覆われてしまう。
そんな感覚が、たぶん僕にアナログなものへのシンパシーを与えるんだろう。でも、アナログに戻ることはもうできない。デジタルの中のアナログ的なもの。コンピュータに任せるとこと、人がかんがえるとこ。そんな、視座の転換が言われてもうずいぶん経つ。
コンピュータはまだ僕を必要としてるんだろうか。
by y_nkzw
| 2006-01-30 01:23
| しゃしん