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by y_nkzw

左の靴下

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靴下を片方はいた後、ふと考え事をする時がある。

片足だけ靴下はいてたたずむ朝。
なぜだかこの左の靴下と右の靴下の間にいろんなことが頭をよぎる。左の靴下は魔法の鍵だ。頭の中にある鍵がかかった重たい箱をあっという間に開けてしまう。その後に、もう片方をはいても何も思いつかない。左と右で2倍、とはいかないようだ。

でも、靴下を脱ぐときは何も起こらない。きっと鍵をかけているのだろう。ふたを閉めると自動的に鍵がしまるのかもしれない。

左からはく靴下。困ったことに、右の靴下をはくと考えてたことを忘れてしまうのはなぜか。
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by y_nkzw | 2006-03-05 01:50 | しゃしん